厨房に設置する配線ダクトに用いる材質とは

配線ダクトは今や、我々の身近な場所に数多く設置されています。学校や会社・医療機関などはもちろんのこと、各家庭にも備わっていることは珍しくありません。それだけどの場所でも数多くの電化製品が備わっているということであり、配線ダクトを使えば各製品の電源コードを綺麗に且つ事故につながらないように収納できます。普段目にすることが少ない飲食店の厨房にも、配線ダクトは設置されています。

特に厨房の場合は油汚れや、湿気等から電源ケーブルを守る必要もあり、ダクトの設置は必須といっても過言ではないでしょう。厨房で設置される配線ダクトは、一般的なものとは異なっているのが特徴です。普段我々が目にしてるものは塩化ビニール製で、平たく言えばプラスチックのものです。この材質は柔軟性には長けているものの、高温になる場所や水回りで設置すると劣化しやすいという特性があります。

この条件に当てはまる厨房には不向きというわけであり、専用ダクトとしてステンレスの材質となっているダクトを設置します。ステンレスは軽量で水に触れても錆びることはありません。さらに火や熱した油が触れたとしても溶ける心配がない材質なので、厨房用の配線ダクトに使用されます。昨今はステンレスと銅の合金で製造されるようになっており、今まではシルバーカラーしかなかったものが、ブロンズ・ゴールドといった一般的なモールと同様に設置場所の壁に見合った色合いの製品をチョイスできます。

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