lanケーブルを購入する際には、どれでも良いということではなく、きちんとした数値や性能を確認することは最低限必要です。
CATで数字が分かれていますが、高速なひかり回線の能力を引き出せる範囲は、最低でもCAT6、もっと上にはCAT7、CAT8などがあり、この数字が高くなるに連れて通信速度が高まります。確認事項の中には、CATの他にlanケーブルの長さをあげられます。使用する場所でモデムからパソコンまでの距離を計測することが必要ですが、メジャーを使って大まかなメートル数で購入することは避けた方が賢明です。
正しく計測するには、ケーブルを実際に設営する位置を明確にした上で、細かい経路をたどって正確に長さを測ることが重要です。デスク周りだけでも大体の計算と、実測を比較すると50センチ以上の差が生じてしまう可能性もあるので、確実に長さを計測することは非常に重要です。当然ながら販売されているlanケーブルには予めメーカー各社が決めているメートル数で販売を行っています。そのため、実測を満たしており、尚且つ余裕のあるメートルの物を購入しなければなりません。
ケーブルの経路についてですが、壁や廊下、階段などに設営する際には何ら問題はありませんが、隙間の狭いドアなどを通す際にも確認が必要です。通常の規格品の場合は太めのケーブルが一般的に使用されており、このタイプはドアを通過させることは困難です。その際にはケーブル同士を接続できるパーツと、フラット型のケーブルを同時購入することで問題は解消できます。