電気機器同士を接続する際には結束バンドを使うと便利

結束バンドは、電気設備に関わる工事を行う際によく使われる材料です。

ビルや住宅などでは屋内に電源を確保するために壁の内側や天井裏、床下などさまざまな場所にケーブルを配線しますが、これらのケーブルを束ねておくのが結束バンドです。ナイロンなどの樹脂を素材としているため、輪ゴムや布製の紐などよりも耐久性が高いうえ、洋服のベルトに似た構造をしているためしっかり締めた状態で固定しやすいという特性があります。普段はあまり人目につかない場所で使われている結束バンドですが、配線工事業者以外でも手軽に使うことができます。

文房具店やホームセンター、通販ショップなどでも手に入るので、常備しておくと便利です。オフィスにおける結束バンドの便利な使い方として挙げられるのが、OA機器の接続ケーブルを固定しておくことです。現代のオフィス内ではパソコンやプリンター、スキャナーなどのさまざまな機器が使われていますが、これらの機器を接続するのに必要なケーブルを結束バンドで縛っておくと、床やデスクの上などに広がって乱雑な状態になってしまうのを防ぐことができます。

デスクの脚や壁のフックなどに固定して、通行の邪魔にならないようにする時にも使えます。同じように、家庭でも使うことができます。テレビやビデオ、スピーカーなどのOA機器同士を接続するケーブルを結束しておけば部屋の中が片付きますし、お掃除も楽になります。子供やお年寄りが足を引っかけるおそれも少なくなります。

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