文房具としての結束バンドのさまざまな使い方

電気工事用のケーブルなどを束ねておく結束バンドは、たいていの工場やオフィスなどに常備されています。

それらの製品はメーカーに直接注文したり、ホームセンターで購入されたりしたものが多いですが、実は文房具店などでも比較的簡単に手に入れることができます。文房具店で売られているのは小さなサイズのものが多く、太いケーブルを何本もまとめたりするのには向いていませんが、一般家庭などでまさに一種の文房具としていろいろと便利な使い方が可能です。中には非常にユニークな使い方をしている人もいます。

結束バンドのユニークな活用例としては、スマートフォンの簡易スタンドを挙げることができます。これは、輪っか状に縛った2本の結束バンドにスマートフォンの両端を入れ、バンドの尻尾部分を支えにして立たせるというものです。輪っか部分の締め具合を変えることで、角度を調節することができます。さらにユニークな使い方となっているのが、ジョッキの取っ手に使うことです。取っ手のない普通のグラスに2本のバンドを巻きつけて固定し、さらに3本目のバンドをその2本とグラスの間に通してから輪を作れば、ジョッキに早変わりとなります。キャンプで荷物を少なくしたい時などに重宝します。その他、カーテンの吊り金具の代用品にすることもできます。これはカーテンレールがポールタイプの場合に使えるやり方で、カーテンの布地に開いている穴にバンドを通し、ポールに巻きつけてから少しすき間をあけて縛れば、カーテンの開閉も自由にできます。

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